P2P保険の「わりかん がん保険」、実証実験終了後も販売を継続へ

リスクと保険

2021年2月25日、justInCaseが、「わりかん保険」を実証実験終了後も販売継続することを発表した。

justInCaseは、Insurtech(インシュアテック)をリードする保険スタートアップ。

「わりかん保険」はP2P保険で、規制のサンドボックス制度認定に基づき、2020年1月28日から販売開始していた。

今般、本保険を運営するにあたり特段の問題が認められなかったことにより、実証実験終了後も販売を継続できることになったという。

「わりかん がん保険」では、がんと診断されたら一律80万円が支払われる。

「わりかん保険」の特徴は次のとおり。

・「保険料後払い」:保険料は、毎月契約者全体の保険金の合計金額を算出し、その時点での契約者数で割った金額に、一定の管理費を上乗せした金額が、後払い保険料となる。

・「透明性・合理性」:保険料の使途が明確で、契約者数に応じた管理費を開示。

また、仮に多くの人ががんと診断された月でも、保険料には上限がある。(20~39歳は500円、40~54歳は990円、55~74歳は3190円)

インターネットを活用した新しいタイプの保険。

仕組みはシンプルで、分かりやすい。

コストも抑えられているということなので、保険料を割安と判断すれば、リスクに備える手段として活用できそうだ。

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