チューリッヒ少額短期保険が、「P2P保険(わりかん保険)」の取扱いを開始

リスクと保険

2020年1月30日、チューリッヒ少額短期保険が、「P2P保険(わりかん保険)」の取扱い開始を発表した。

わりかん保険は、通称P2P(Peer to peer)保険。

加入時の保険料は0円で、事後、毎月保険金の合計金額を算出。

その時点での契約者数を割った金額に、一定の管理費を上乗せした金額を後払いする。

わりかん保険の販売は、生産性向上特別措置法に基づく実証実験(いわゆる規制のサンドボックス制度)の認定を金融庁から受けているという。

「わりかん保険」はがん保険。以下のような特長がある。

1.IT技術を活用し、既存のがん保険より低価格を実現

2.保険料は事後払い

3.がん診断時に一時金80万円を受け取れる

4.月次で契約者全体の保険金の合計金額を算出し、その時点での契約者数で割った金額に、一定の管理費を上乗せした金額が後払い保険料となり、justInCaseが事後徴収

ITを活用した金融商品では、これまでクラウドファンディングなどがあった。保険の分野では、「P2P保険(わりかん保険)」が新しい形の保険として登場した。

加入者が増えるほど保険料が安くなり、保険料には上限もあるという。加入者に何もなければ理論上保険料はゼロ円となる。

サンドボックス制度を活用した実証実験ということなので、実際の保険料など数字を確認したい。

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