2019年1月から、スマートフォンでe-Taxを通じた確定申告が可能に

タックスプランニング

ファイナンシャルプランナーには、税金の知識が必要だ。投資や贈与などを行うと、税の話が絡んでくる。

税に関しては、申告や納税といった手続きに疑問を持つ人も多い。それに答える場面も出てくる。

ここでは、2019年1月から可能になる”スマートフォンを使った確定申告”を紹介したい。

 

スマホ×確定申告で”スマート申告”

 

 

2018年10月19日に、国税庁のサイトで、スマートフォンを使った確定申告についての情報が公開された。

AndroidでもiPhoneでも利用できる。

まず、「作成コーナー」で検索すると、国税庁の所得税(確定申告書等作成コーナー)にアクセスできる。

「確定申告書等作成コーナー」をタップ、「作成開始」をタップと進む。

確定申告の対象となる収入や控除を選択。

提出方法は、「e-Tax」と「書面」が選べる。

源泉徴収票、医療費の領収書などから、金額を入力。

最後に氏名・住所・マイナンバーを入力すれば完成。

「e-Tax」の場合は、そのまま送信。「書面」の場合は、自宅のプリンターやコンビニのプリントサービスで印刷して郵送する。

 

e-Taxの場合、「ID・パスワード方式の届出完了通知」発行が必要

 

e-Taxを利用するには、「マイナンバーカード方式」と「ID・パスワード方式」がある。

ICカードリーダライタがあれば、「マイナンバーカード方式」でe-Taxを利用できる。これは、PCでの利用が想定されている。

スマートフォンの場合には、マイナンバーカード対応していない場合が多い。

そこで「ID・パスワード方式」を利用する必要が出てくる。

運転免許証などの本人確認書類をもって、税務署へ行き、職員による本人確認をおこなう。

それで、「ID・パスワード方式の届出完了通知」が発行され、スマホ上でe-Taxの利用が可能となる。

 

確定申告のオンライン化への移行

 

マイナンバーが割り当てられ、手続きのオンライン化が進みそうだ。確定申告もPCに続き、スマートフォン上で可能になる。

ただ、オンラインに移行する際に、ICカードリーダライタが必要であったり、税務署でのID・パスワード発行手続きが必要だったりと煩雑さが残る。

アドバイスを必要とする人も、多いかもしれない。

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