離婚と同様、ライフプランに影響がある結婚。独身男女の交際スタートに関する調査

ライフプランニング・リタイアメントプランニング

ファイナンシャルプランナーは、離婚した場合の年金や保険についての相談に応えることがある。

既婚者が離婚した場合、その後のライフプランに大きな影響がある。

同じように、シングルが結婚する場合も、経済的な見通しは大きく変わる。とくに子どもを持つ場合、ライフイベントが増えることになるだろう。

コストパフォーマンスなど経済的な話だけでは無機質になるので、独身男女の交際スタートに関する調査で話題の幅を広げたい。

 

交際をスタートする月は、男性4月女性9月が多い

 

画像はプレスリリースより引用

 

結婚相手紹介サービス「楽天オーネット」の調査では、独身男女の交際スタートに関するデータを見ることができる。

対象は、全国の独身の男女20歳~39歳、683人。期間は、2018年10月24日26日。インターネットを利用したクローズ調査を行った。

結果、初めて恋人と知り合ったのは「大学時代まで」が4割で、「社会人」が約6割となっている。

相談者として想定されるシングルの「社会人」も、十分に恋人と知り合う可能性がある。

また、全体で7割の男女が知り合って「1年以内」に恋人関係になっている、という結果が出た。

知り合って「1年以内」に恋人関係ができない場合は、環境を変える必要があるのかもしれない。

特に興味深いのは、恋人と交際をスタートする月は、男性は「春」女性は「夏」が最も多いという結果だ。

男性が4月に多いのは、年度替わりで、就職や転勤、部署配置換えがきっかけとなる。

女性が9月に多いのは、結婚式の招待状が最も届く時期だからだという。最も結婚式が多く行われるのが10月前後で、逆算するとそうなるようだ。そしてそれが、交際を始めるきっかけとなる。

 

経済と同じように、交際にも季節要因

 

ライフプランにおいて、シングルはシングルのまま、既婚者は既婚者のままとは限らない。大きな変化を想定することも重要だろう。経済的な損得、実現可能性を試算することも可能だ。

交際の開始時期に季節要因があるという知識は、結婚というライフイベントについて考え始めるきっかけになるかもしれない。

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