キャリア教育や金融教育には、仕事やお金の話を。小学5~6年生のキャリア観に関する意識調査

ライフプランニング・リタイアメントプランニング

子どもは、将来の仕事についてどう考えているのか。

未来のキャリアについて夢を持つと、それを実現するための学校を選択することができる。教育費の準備は、ライフプランを考えるうえで重要な要素だ。

夢が具体的なほど、教育費が有効に使えるかもしれない。子どものキャリア観と、親子の会話についての調査が行われている。

小学5~6年生のキャリア観に関する意識調査

2018年12月12日、株式会社アイデムは、「小学5~6年生のキャリア観に関する意識調査」の結果を公表した。

調査期間は、2018年6月14日~17日。小学校5年生または6年生の子供を持つ男女1,308名を対象に、インターネット調査で行われている。

調査では、小学校5-6年生の子供に、「働いている父親を見てどのように感じているか」を聞いた。

画像はプレスリリースより引用

父親に対して、「あんな大人になりたい・計(「どちらかと言えばなりたい」も含む、以下同)」と憧れを持っている割合は、48.2%。

画像はプレスリリースより引用

大人に聞いた「子供との会話時間」との関係を見ると、有職の男性で子供との会話時間が長くなるほど、子供は「あんな大人になりたい・計」が高くなる傾向がある。

小学校5-6年生の子供に、働いている母親を見てどのように感じているかを聞いた。

画像はプレスリリースより引用

母親に対して、「あんな大人になりたい・計」と憧れを持っている割合は、48.8%。

画像はプレスリリースより引用

大人に聞いた「子供との会話時間」との関係を見ると、有職の女性の場合、子供との会話時間が「30分未満」だと、子供は「あんな大人になりたい」という回答はない。

会話時間が30分以上になれば、5~6割の子供は「あんな大人になりたい(どちらかと言えばも含む)」と回答している。

キャリア教育や金融教育には、仕事やお金の話を

調査からは、親子の会話の時間が長いほど、親のような大人になりたいと考える子どもが多くなるとわかった。

親の仕事の仕方にも、会社員や公務員、自営やフリーランスなどさまざまある。子供が自分のキャリアについて考えるきっかけになるかもしれない。

親子で仕事やお金について会話することは、家族のライフプランを具体化することにも役立つだろう。

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