「保険証券OCRサービス」導入。見直しのチャンスが増えそうだが、情報の管理に注意が必要

リスクと保険

保険証券の管理に、スマートフォンが利用できるようになった。

保険にはさまざまな種類がある。生命保険、医療保険、学資保険、介護保険、年金保険。家族の人数によっては、管理が大変かもしれない。

これ以外にも、自動車保険、火災保険、自転車保険などもある。保険証券など書類の整理はできているだろうか。

OCRを利用したアプリがある。

「モバイルエージェント」アプリに「保険証券OCRサービス」導入

画像はプレスリリースより引用

2019年1月22日、株式会社アイリックコーポレーションは、「保険証券OCRサービス」についての発表を行った。

東京海上日動火災保険株式会社、および東京海上日動あんしん生命保険株式会社の「モバイルエージェント」アプリで利用できるようになるという。

保険証券OCRサービスでは、生命保険だけでなく損害保険分野も含めた保険証券の基本項目をテキストデータ化が可能だ。

OCRは、光学式文字読み取り装置。印刷物などの文字を、光を当てることで読み取り、テキストデータに変換する仕組みのこと。保険種類、契約日、保険期間、保険金額、保険料などを読み取り、テキストデータ化する。

「モバイルエージェント」アプリは、契約を一元管理できる機能や、もしもの事故や車の故障時の連絡、手配機能、各種保険手続きや情報提供の機能などもつ。

利用の際には、加入している生命保険・損害保険の保険証券を、「モバイルエージェント」アプリのホーム画面にあるカメラで撮影する。

「保険証券OCRサービス」が自動的に読み取り、加入保険一覧に自動的に登録される。

いつでも自分の契約を、保険会社に関わらず一元管理することができという。

見直しのチャンスが増えそうだが、情報の管理に注意が必要

「保険証券OCRサービス」では紙の証書を、デジタルデータで持ち歩き、スマホで確認することが可能だ。

保険証書は、保管したままだと確認する機会が少なくなる。

スマホでいつでも見ることができれば、見直しのチャンスも増えるだろう。ただし、持ち歩くスマホでの保管では、情報の管理に注意が必要だ。

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