住む場所は、どうやって探すか。
住居費は、家計の大きな部分を占める。賃貸の場合もあれば、住宅ローンの支払いの場合もあるだろう。賃貸住宅に住みながら、将来の住宅購入に向けて、自己資金を貯蓄しているかもしれない。
住む場所は、生活に大きな影響を与える。駅に近い、買い物に便利、通勤に便利など好条件と費用のバランスを考えながら選ぶことになる。
その条件の一つに、”保育園に近い”というのもあるようだ。
不動産情報サービス「IESHIL(β版)」が保育園情報を提供開始
2019年1月25日、株式会社リブセンスは、不動産情報サービス「IESHIL(β版)」における保育園情報の提供開始を発表した。
「IESHIL(イエシル)」(β版)は、2015年8月27日にスタートした会員数約15万人の不動産情報サービスだ。
ビッグデータを活用したリアルタイム査定で、部屋別市場価値や価格推移、推定賃料を公開している。また、震・洪水・液状化などの災害リスクのほか、物件周辺の小中学校の学区情報を提供してきた。
今回、あらたに子育て世帯のニーズの高い保育園情報の提供を開始。認可・非認可などの保育園種別や、物件から保育園までの距離、開所時間、定員などの詳細情報も閲覧可能になっている。
国土交通省住宅市場動向調査(平成29年度版)によると、住宅購入希望者のボリュームゾーンは30代・40代の子育て世帯。
IESHILでは、こうしたニーズに応え、近隣保育園情報を物件ごとに提供開始。それぞれの「認可、非認可等の保育園種別」「開閉所時間」「対象児童」「定員」「土曜保育の有無」「一時保育の有無」「障害児保育の有無」を公開している。
「住まい探し」と「保育園探し」が同時に可能だ。
保育園探しは、子育てと仕事の両立に必要となる。住宅と並んで、ライフプランを考えるうえで重要な要素だ。限られた資金の中で、メリットを最大化できるよう情報を利用したい。