日常生活の支払いでは、クレジットカードを利用する場面がある。
クレジットカードについては、使い過ぎや、分割払い・リボルビング払いでの金利、現金を借りられるキャッシングなどに注意することが必要だ。
キャッシュレス決済の分野では、電子マネーやQRコードと並んで、話題になることが多い。
現在の家計において、クレジットカードはどういった位置づけになっているのか、調査が行われている。
「クレジットカードに関する総合調査」
2019年2月15日、株式会社ジェーシービーが、「クレジットカードに関する総合調査」2018年度の調査結果を発表した。
本調査は、JCBが2000年以降毎年、日本全国の一般消費者3,500人(20代から60代の男女。JCBカードの保有有無は不問)に対して、インターネット調査の形式で行っているものだ。
画像はプレスリリースより引用
調査では、人々がどんな業種でクレジットカードで支払いを行っているのか、調べている。
結果、「オンラインショッピング(35%)*フリマ以外」、「携帯電話(32%)」、「スーパーマーケット(29%)」が多い。
また、「飲食店」「コンビニエンスストア」などの日常的なカード利用が増加したという。
画像はプレスリリースより引用
生活費に占めるクレジットカードの利用割合は、どうなっているのか。
クレジットカード保有者の世帯あたりの月平均生活費は19.4万円。そのうち、世帯あたりの月平均クレジットカード利用額は7.1万円となっている。
生活費に占めるクレジットカードの利用割合の平均は37%(前年比2%増)ということになる。
生活費の4割近い部分を占める、クレジットカード決済。家計管理の把握には、利用状況の確認が必要となるだろう。