希望する保育園を利用するのが、難しくなっている。
保育園が利用できなかった場合、いったん仕事をやめることになる。希望する以外の保育園では、現在の仕事に支障が出る場合もあるだろう。
家計を共働きで支えようとするなら、保活は大きな問題となる。資金計画に、影響するだろう。
保活経験の大変さは、世代によって異なるようだ。困難に直面する世代に対して、理解が必要かもしれない。
保活に関する意識調査が行われた。
『保活』をテーマとしたアンケート調査
2019年2月19日、しゅふJOB総研が、『保活』をテーマとしたアンケート調査の結果を公開した。
調査期間は、2019年1月30日~2月6日。働く主婦層を対象に調べ、有効回答数650件を集めている。
画像はプレスリリースより引用
調査では、保活経験の有無を、年代別に比較している。
30代以下では、59.0%に保活の経験がある。
40代では46.4%、50代以上では25.0%。年代が上がるごとに、経験者の数が減るのが分かる。
画像はプレスリリースより引用
調査では、保活の結果どうなったかについても、年代別に比較している。
30代以下では、「現在も保活中」・「預けることができずほかの方法をとった」・「預けることができず仕事をやめた」・「預けることができず育休を延長した」の合計が、27.1%となる。
50代以上では14.9%と、数値は低めだ。
保活の悩み、保育園に預けられない場合仕事をどうするか。30代以下の働く主婦層で、そういった問題を抱える人が多いのが分かる。