大人にも、教育費が必要かもしれない。
教育費というと、子どもにかかるものと考えられる。大人は、お金を稼ぐ側だ。
しかし今は、人生100年時代。就労者が何歳になっても必要な能力・スキルを身につけられるように、「リカレント教育」が重要になると言われている。
大人は、どれくらい勉強しているのか。勉強時間に関する調査が、行われている。
オトナの勉強実態調査
2019年2月20日、ディップ株式会社が、「オトナの勉強実態調査」を公開した。
調査対象は、20~59歳の就労者301名(女性93名、男性208名)。インターネット調査で、実施している。
画像はプレスリリースより引用
調査では、「普段の業務時間外における、情報収集や学習に使う時間」をたずねた。
「0分」約31%が最も多く、次いで「30分程度」約29%、「1時間程度」約20%と続く結果。
全体の約3割が、勉強時間を確保できていないことがわかるという。
また、雇用形態・役職別で学習時間を比較している。
1時間以上の学習時間を確保している割合が最も高いのは「課長職以上」64%となり、次いで「係長職以上」44%となる。「一般社員」よりも高い割合だ。
画像はプレスリリースより引用
調査では、「会社観と学習時間の関係」についても調べた。
「会社風土は変化しないもの」と思っているグループよりも、「会社風土は変化していくもの」と思っているグループがより学習時間を確保していることがわかっている。
変化に対応するとき、必要となるのが勉強なのかもしれない。
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大人の勉強時間を作るのに、使えそうだ。