”マイナポイント”については「知らない」が約4割。キャッシュレス決済に関する意識調査

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2020年6月24日、エイチームが、「キャッシュレス決済とマイナポイント」に関する意識調査の結果を公表した。

調査をおこなったのは、エイチームのグループ会社で、お金の不安を解消するための様々な情報やサービスを提供するエイチームフィナジー

調査期間は、2020年5月28日〜29日。全国の10代〜60代の男女を対象に、551名のサンプルを調べた。

調査では、今年7月から申込が開始される予定の「マイナポイント事業」について聞いている。

「あなたは、『マイナポイント』について知っていますか?」という質問に対しては、「全く知らない」と回答した人が40.3%となった。

「なんとなく知っている」は51.5%、「詳しく知っている」が8.2%となっている。

調査では次に、マイナポイントを知っていると答えた人に、「マイナポイント事業に参加しようと思いますか?」と質問した。

結果、「すでに予約している」は6.1%で、「これから予約しようと思っている」は44.2%だった。

一方、「参加しようと思っていない」は45.9%ととなっている。

マイナポイントとは、「マイナンバーを作ると国から付与されるポイント」。

マイナンバーカードを作り、マイナポイント事業のサイトで予約。

2020年7月からは、ポイントを受け取る電子マネー・QRコード・クレジットカードなどのキャッシュレス決済を選択して申し込むことができる。

2020年9月から2021年3月までの間、1人当たり毎月5,000円を上限に、キャッシュレス決済の25%がポイント還元される。

キャッシュレス決済とともに、マイナンバーカードもこれから確定申告や住民票の発行、保険証・免許証、銀行口座との連携などさまざまな場面で利用が進む可能性がある。

2020年4月1日時点で発行済みのマイナンバーカードは約2,033万枚で、人口に対する普及率は16.0%。

まだ認知度は低いが、マイナポイント事業では、25%と高いポイント還元が受けられる。

これから普及が進むのかもしれない。

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