共働きの家計を支える「保活」。保育園探しの現状と、活用したいサービス

ライフプランニング・リタイアメントプランニング

共働きで、子育てをするには、保育園が必要だ。

総務省の「平成29年就業構造基本調査」では、「育児をしている」女性の有業率が、全国で64.2%となっている。

ここでの「育児をしている」とは、小学校入学前の未就学児を対象とした育児(乳幼児の世話や見守りなど)のことを言う。

家計を支えるの必要な収入が、共働きを前提としているなら、子育てには保育園が必要だ。

保育園探しは「保活」と呼ばれ、仕事・子育て世代の、一つの解決すべき問題となっている。

保育園探しのサービスを提供する企業が、保活に関するアンケート調査をおこなった。

保活経験があるママを対象としたアンケート調査

2019年2月25日、インタースペースが、「保活経験があるママを対象としたアンケート調査」の結果を公表した。

インタースペースは、ママ向け情報サイトである「ママスタジアム」を運営する企業。

保育園探しをお手伝いする「ママスタ保活」のサービスをリリースしている。

調査期間は、2019年2月4日〜12日。「ママスタジアム」内でアンケートを行い、保活経験ママ459名の有効回答を得ている。

調査結果からは、保活の時期や、難しかった点などが分かる。

画像はプレスリリースより引用

・第一子を預けたいタイミングは4月が多く、「0歳・1歳の4月入園」合わせて約5割

画像はプレスリリースより引用

・保活の開始時期は「生後〜1歳までの期間」が約5割だが、一方「妊娠前/妊娠中から」探すママも約2割

画像はプレスリリースより引用

・保活にかかった期間は「約半年程度」が約7割だが、一方「1年~3年程度」入園までかかったママも約25%いる

画像はプレスリリースより引用

・第一子を預けるときに認可保育園を希望するママは約9割

画像はプレスリリースより引用

・認可保育園の待機児童となった経験を持つママは約5割

画像はプレスリリースより引用

・保活は大変だと感じたママは約8割

画像はプレスリリースより引用

・保活の情報収集は約7割が直接自治体窓口に行っており、自治体の資料やホームページを参照にしている人が多く、WEBサービスを活用している人は現状3割程度だった

画像はプレスリリースより引用

・保活を行う上で具体的に大変だったことは「情報収集」と「申し込み等の各種手続き」が約5割程度ずつと集中している

画像はプレスリリースより引用

・情報収集で最も困っていたことは「希望する保育園の定員数や空き枠を確認しづらかったこと」が約7割と集中しており、定員数がわかりづらいことが課題となっている

画像はプレスリリースより引用

・2019年10月予定の幼児教育・保育無償化に「賛成」のママは約6割だが、一方「反対」が約1割・「何とも思わない」が約1割、その他自由回答も約1割となった

今の、「保活」がどのように行われているのが、つかめそうだ。

共働きの仕事を探せる、派遣ポータルサイトも

はたらこママ派遣

「はたらこねっと」は、業界最大規模の掲載情報数、掲載社数を誇る派遣ポータルサイトだ。

ユーザー層は20代~30代の女性が中心となっている。

オフィス系から軽作業系・医療系の仕事など、幅広い職種の求人を探すことが可能だ。

子育て中に選択したい「時短勤務」についてのコンテンツもあり、育児中の共働きの参考になるかもしれない。

タイトルとURLをコピーしました