お金を有効に使うに、税金の納め方。「ふるさと納税」の利用実態に関する調査

タックスプランニング

お金を有効に使うには、意思決定が重要だ。

納税は義務だが、「ふるさと納税」では納める先や使い道を選ぶことができる。また、確定申告で税金還付・控除が受けられたり、お礼の品がもらえるといったメリットもある。

税金の納め方について、一つの選択肢となるだろう。

総務省の「ふるさと納税ポータルサイト」では、「全額控除されるふるさと納税額(年間上限)の目安」や、「ふるさと納税の流れ」などが詳しく解説されている。

2019年6月の法改正以降は、返礼割合が統一される。そうしたなか、人々はふるさと納税をどのように利用しているのか。アンケート調査が行われている。

ふるさと納税の利用実態に関するアンケート調査

2019年2月28日、さとふるが、ふるさと納税の利用実態に関するアンケート調査の結果を公表した。

さとふるは、ふるさと納税のポータルサイトだ。

調査期間は、2019年1月25日~2月1日。20歳以上の男女計1,214人を対象に調べている。そのうち、ふるさと納税制度を活用して寄付をしたことがある人が1,179人、したことがない人が35人と内訳だ。

画像はプレスリリースより引用

調査ではふるさと納税の回数について調べている。

ふるさと納税経験者のうち、約9割が1年に2回以上ふるさと納税を活用して寄付をしたことがあると回答した。

画像はプレスリリースより引用

金額についても聞いている。

年間寄付総額については、10,001円以上~70,000円未満の寄付を行った人が5割以上となっている。

画像はプレスリリースより引用

また、1回あたりの寄付は10,000円の寄付を申し込んだ人が約5割と最も多い結果となった。

画像はプレスリリースより引用

「ふるさと納税が地域貢献につながっているか」については、「つながっている」と考える人は約9割にのぼる。ふるさと納税制度を肯定的に捉えている人が多いことがわかる。

税金が有効に使われるか。控除やお礼の品によって、得をできるか。そういった点から、税金の納め方について、ふるさと納税を検討することになりそうだ。

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