狙われるキャッシュカード。改元を理由として暗証番号等を記載させる詐欺に注意

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お金のトラブルに巻き込まれないためには、注意が必要だ。

悪質な詐欺の中には、キャッシュカードを狙ったものがある。

インターネット上では、フィッシング詐欺が知られている。金融機関などを装ったサイトに誘導し、ID・パスワード・暗証番号などを入力させるものだ。

金融庁のサイトでは、改元に伴って増えている詐欺の手口を紹介している。

改元を理由として暗証番号等を記載させる詐欺

画像は金融庁HPより引用

2019年2月7日、金融庁のサイトに、「全国銀行協会等を装い、改元を理由として暗証番号等を記載させる詐欺にご注意!」というページが公開された。

詐欺の具体的な手口が、掲載されている。

全国銀行協会を装い、「元号の改元による銀行法改正について」と題する資料を同封した封書が郵送される。

資料には、「元号の改元による銀行法の改正に伴い、全金融機関のキャッシュカードを不正操作防止用キャッシュカードへ変更する手続が必要となります。同封の『キャッシュカード変更申込書』に取引銀行、口座番号、暗証番号を記載し、現在お使いのカードを返送してください」といったことが書かれている。

キャッシュカードをだまし取ろうとするものだ。

被害に遭わないためにはどうすればいいか。

「全国銀行協会や銀行員が、暗証番号等を尋ねることは一切ない」ということを、知っておくのがいいようだ。

不審なことがあった際の連絡先も記されている。

・警察(全国共通の短縮ダイヤル「#9110」、最寄りの警察本部・警察署)

・金融庁金融サービス利用者相談室(0570-016811(IP電話からは03-5251-6811))

お金のトラブルに巻き込まれないことも、重要なスキルだ。

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