「新卒に戻れたら就きたい職業」調査

ライフプランニング・リタイアメントプランニング

2019年5月15日、ワークポートが、「新卒に戻れたら就きたい職業」について行ったアンケート調査の結果を公表した。

調査期間は、2019年4月3日~10日。同社利用者を対象に、263人の有効回答を集めている。

結果、84.0%の人が「新卒当時と違う職業に就きたい」と答えた。

次に、「新卒当時とは違う職業に就きたい」と答えた221人を対象に、「具体的にどんな職業に就きたいのか」聞いた。

ワークポート調べ

一番多かったのは18.6%でクリエイター、次に多かったのは17.6%でシステムエンジニアだった。

理由として、「手に職がほしかった」「自分で作ったものを残したい」といった意見が多かったという。

3番目に多かった管理(経理・財務・人事・広報)を選んだ理由では、仕事内容の専門性の高さから「転職に有利」といった意見が目立った。

「転職に有利」といった意見はクリエイターやシステムエンジニアを選んだ理由でも多かった。

このことから、多くの人が新卒に戻れたら「転職に有利な、専門性の高い職業に就いて手に職をつけたい」と考えているようだ、と結論付けている。

なお調査対象者の属性は、次のようなものだった。

・対象者のうち、68.0%が「転職経験あり」(1回:18.6% 2回:11.8% 3回:17.5% 4回:9.9% 5回:3.4% 5回以上:6.8%)

・対象者の「新卒社員として就職した職業」で多かったのは営業(16.0%)、事務・アシスタント(11.8%)、接客・販売(11.8%)

年収を上げるにはどうするか

仕事や賃金について、終身雇用や年功序列などの制度が無くなっている。長く同じ会社で働けば、自然に年収が上がることが無い。

それではどうすれば年収が上がるのだろうか。

同じ会社で働く場合は、役職が付くことで年収が上がる。同じ会社の中でも職種を変えることで、給与が高くなる場合もある。ほかに資格に対応するもの、業績に連動するものもある。

手当関係では、家族手当・住宅手当・時間外手当・深夜手当によって年収が上がる場合もあるだろう。

ほかの会社で並行して働いたり、またはフリーとして働いたりなど副業をおこなえば、収入を追加可能だ。

同じ職業でも、ほかの企業に転職することで年収が上がる場合も考えられる。

何もしなければ、ずっと初任給のままという可能性もある時代。目標とする人生を実現するには、仕事と年収についてプランを立てることも必要だ。



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