有料老人ホーム・サ高住・グループホームの費用相場調査。入居一時金と月額利用料を集計

ライフプランニング・リタイアメントプランニング

2023年3月15日、クーリエが、全国の老人ホームの費用に関する調査の結果を公表した。

クーリエは、老人ホーム検索サイト「みんなの介護」を運営する企業。

調査実施日は、2022年3月13日。「みんなの介護」に掲載している51,861件の介護施設を対象に調べている。掲載中の施設のうち、介護付き有料老人ホーム、住宅型有料老人ホーム、サービス付き高齢者向け住宅、グループホームの費用情報を基に算出した。

調査結果は次のとおり。

・介護付き有料老人ホーム

入居一時金は「なし」または「0円~10万円」と低く抑えられる施設が多い。

月額利用料は「16~18万円」が最多となっており、「18~20万円」、「20~22万円」と続く。

・住宅型有料老人ホーム

入居一時金は「0円~10万円」が最多。

月額利用料は「10~12万円」が多く、「12~14万円」、「8~10万円」と続く。

・サービス付き高齢者向け住宅

上位20%と下位20%を除いた相場で見ると入居一時金が0~27万円、月額利用料が12.5~23.5万円となった。

・グループホーム

居一時金は最も多いのが「0~10万円」、次いで「なし」、「10~20万円」となっている。

月額利用料も「10~12万円」「12~14万円」に集中しており、低額に設定している施設が中心になっている。

高齢になってから、介護が必要になった場合、住む場所の選択肢となるのが老人ホーム。

入居一時金は準備できるか、月額利用料は年金で賄えるかといったことが、資金面でのチェックポイントとなる。

毎月の年金に、資産を取り崩した分を追加しなければならない場合もあるだろう。

老後資金を準備する際に、目標額を構成する1つの要素となる部分だ。

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