持ち家に対する老後の不安は「建物の老朽化」51.7%。「老後の住まいとお金に関する調査」

不動産運用設計

2022年10月24日、And Doホールディングスが、「老後の住まいとお金に関する調査」の結果を公表した。

And Doホールディングスは、ハウスドゥブランドで不動産事業を全国展開する企業。

調査期間は、2022年6月14日~21日。50歳以上の、全国873人(持ち家に居住:702人/内65歳以上279人、賃貸に居住:171人/内65歳以上71人) を対象に調べている。

調査結果は次のとおり。

・老後の不安を感じるのは、シニア層の7割超、50歳~64歳では8割超

・シニア層の約5割、50歳~64歳の約7割が「老後の生活資金」に不安があると回答

・持ち家層における「一人あたりの老後資金」の理想と現実にギャップ

・持ち家に対する老後の不安は「建物の老朽化」51.7%、「修繕・リフォームの心配」42.6%、 「固定資産税・維持管理費の支払い」29.2%が上位

・持ち家層の「リースバック」と「リバースモーゲージ」の認知度は2割前後

「リバースモーゲージ」とは、自宅を担保に月々支払いは利息のみで、老後資金を確保する手段。

「リースバック」は、自宅を売却後も賃貸で住み続けられるというものだ。

老後資金の計画は、は持家か賃貸かの状況によって違いがある。

また要介護状態などを想定した準備も必要だ。

公的年金の金額は、繰り下げ受給など受け取り方によって違ってくる。

積み立てた老後資金の額が足りなければ、自宅を担保にした資金調達の方法もある。

リタイア後の生活をより良くするには、どんな手段・選択肢があるのか、前もって情報を集めておくなど準備をしておきたい。

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