インターネットで見た物件数、中古一戸建で平均34.9件。『住宅購入のプロセス&マインド』調査

不動産運用設計

2022年10月14日、アットホームが、『住宅購入のプロセス&マインド』調査2022年度版発表した。

アットホームは、不動産情報サービスを提供する企業。

同社では、購入した住宅の基本情報や、購入した住宅を選んだポイントなどについての調査を、2013年より定期的に実施している。

調査期間は、2022年7月1日~4日。過去2年以内(2020年6月以降)に自己居住用として住宅を購入した、全国の21~49歳の男女、1,200人を対象に調べている。

調査の結果は次のとおり。

(1)住まい探しのきっかけ

・新築マンション第1位 「生活環境・ライフスタイルを変えたかったから」

・中古マンション第1位 「生活環境・ライフスタイルを変えたかったから」

・新築一戸建て 第1位 「子どもができた・生まれたから」

・中古一戸建て 第1位 「前の住まいに不満があったから」

(2)住宅の平均購入価格(全国)

・新築マンション 4,428万円

・新築一戸建て  3,938万円

・中古マンション 3,162万円

・中古一戸建て  2,498万円

(3)最初から最後まで重視した仕様・設備

・新築マンション第1位 「宅配ボックス」

・中古マンション第1位 「宅配ボックス」

・新築一戸建て 第1位 「食器(洗浄)乾燥機」

・中古一戸建て 第1位 「トイレ2カ所」

(4)インターネットで見た物件数

・中古一戸建て 平均34.9件

(5)売却・貸出を見据えた住まい探し

・購入した当時から売却・貸出を見据えていた 新築マンション60.1%

・不安に感じたこと 「希望する金額で売却・貸出できるか」

住宅を購入する際の選択肢には、新築マンション・中古マンション・新築一戸建て・中古一戸建てのようなものがある。

平均的な購入価格が低いのは、中古一戸建てで2,498万円。頭金は平均約360万円、ローン返済額の平均は月6万5,200円だった。

購入者の世帯年収は、中古一戸建ての場合で平均600万円台となっている。

新築マンションの場合は、将来の売却を考えている人が6割と多かった。

住宅購入の選択肢はいくつかあり、金額のほか、購入動機や将来の売却についての考え方に違いがあることが分かる。

インターネットを活用した物件のチェックでは、中古一戸建てで数が多かった。

それだけ物件の多様性が高いのかもしれない。

★そのほかのニュースは@igawasin5でチェック。注目newsのヘッドラインをtweet。

過去の関連記事

『30代からはじめるファミリーノート』が発売される。住宅・子育て・老後など、夫婦が7日間で作る生涯収支設計書

金利上乗せのある団体信用生命保険の利用が増加。ソニー銀行”住宅ローン”の利用動向

タイトルとURLをコピーしました