家族の介護をする1,000人とケアマネジャー452人に聞いた「シニアの介護に関する調査」

ライフプランニング・リタイアメントプランニング

2021年6月29日、ネオマーケティングと「ケアマネジメント・オンライン」が、「シニアの介護に関する調査」の結果を公開した。

ネオマーケティングは、生活者起点のリサーチ&マーケティング支援をおこなう企業。

「ケアマネジメント・オンライン」は、全国のケアマネジャー9.9万人が登録するWebサイトだ。

調査期間は、2021年5月18日~20日と5月22日~27日。要支援1~要介護5の家族の介護をしている全国の20歳以上の男女1,000人と、居宅介護支援事業所または地域包括支援センターでケアマネジャーとして働く男女452人を対象に調べている。

調査では、要介護認定されたきっかけを聞いている。

その結果、もっとも多い回答は「認知症」で29.8%だった。

次いで「高齢による衰弱」26.9%、「骨折・転倒」23.8%とつづく。

利用している介護サービスや、支援サービスについてたずねると、「通所介護」26.8%、「訪問介護」24.6%、「通所リハビリ」、「福祉用具・住宅改修」23.3%という順となった。

調査では、介護をするうえでの心配や不安なことを質問している。

その結果、「いつまで続くのかわからない」58.3%、「要介護者ご本人の健康状態」58.1%、「介護をしている側の健康状態」38.1%と回答した人が多かった。

「経済的なこと」は、34.8%で4番目となっている。

家族に介護が必要となると、仕事やお金に影響が出てくる。

サービスを利用するのに必要なお金は貯蓄で用意するのか、何らかの保険で用意するのか考えておく必要があるだろう。

また介護離職しなくて済む方法についても、様々な制度の活用など、情報を集めておきたい。

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