健康・お金・生きがいが引退時期を決める要因。「定年退職」に関する調査

ライフプランニング・リタイアメントプランニング

いつ頃仕事をやめるか、というのは人生の大きな問題だ。

年金はいくら受け取れるか、貯蓄はいくらあるか。自分の体力・気力はどうか。家族の状況にも、影響を受けるかもしれない。仕事をやめた場合、どんな生活をするのか。

貯蓄とライフプランを含む、生き方の問題といえる。

人々は、「定年退職」の時期についてどんな意識を持っているのか。アンケート調査が行われている。

「定年退職」に関するアンケート調査

2019年2月28日、ワークポートが、「定年退職」に関するアンケート調査の結果を公表した。

ワークポートは、総合転職エージェント。

調査期間は、2019年1月30日~2月14日。ワークポート利用者とSNS利用者を対象に調べ、有効回答205人を得ている。

ワークポート調べ

調査では、「定年退職する年齢について何歳が適切だと思うか」質問している。

最も多かったのは「65歳」(46.3%)だった。次に「60歳」(22.0%)、「70歳」(17.6%)という結果となった。

65歳と答えた理由では、「年金受給開始の年齢なので」「平均寿命が延びたため」「これから先、人手不足になるため」といった意見が多く挙がったという。

また、60歳と答えた人の理由では、「体力的な問題が出てくるから」「元気があるうちにリタイヤして旅行などに行きたい」。

70歳と答えた理由では「高齢化社会で年金支給額が少ないと思われるため」「最近70歳でも元気に働ける人が多いし、自分の時代でも70歳は問題なく働けると思うので。」などの声が上がったようだ。

ワークポート調べ

次に、「自分は何歳まで働くと思うか」質問している。

「70歳」と答えた人が最も多く、27.8%だった。次に「65歳」が26.3%、「60歳」が20.0%となった。

70歳と答えた理由では「働かないと生活できなさそうだから」「年金も貯金も十分ではないだろうから働くしかない」という意見が多かったという。

長く働く理由としては、平均寿命の延び・老後の生活費・人手不足といった必要性を感じているようだ。

また、早めのリタイヤでは、体力の問題や・旅行などやりたいことがある、という理由になっている。

健康・お金・生きがいなど、さまざまな要因で引退時期を決めることになりそうだ。

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長く働くための手段として、検討できるかもしれない。

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