ワークライフバランスと給与満足度の上昇で、転職希望者1割減少の予測

どんなときに、転職したいと思うだろうか。

仕事の内容、雇用条件、人間関係などさまざまありそうだ。ワークライフバランスと給与満足度も、ひとつの転職を考えさせる要素なのかもしれない。収入と生活の質を、ライフデザインの目標としている人も多いだろう。

日本における、満足度と転職の状況について、調査が行われている。

転職とワークライフバランス満足度

2019年3月7日、ヘイズ・スペシャリスト・リクルートメント・ジャパンが、「ヘイズアジア給与ガイド 2019年版」の内容について発表した。

ヘイズは、専門性の高いプロフェッショナルを対象に人材紹介サービスを提供している企業。

「ヘイズアジア給与ガイド 2019年版」でアジア五ヵ国・地域の社会人5171人に対して、調査をおこなっている。調査期間は、2018年9月～10月。

これはヘイズが2008年から実施している調査で、日本では649人が回答。

調査結果のポイントとして、以下の3点が挙げられている。

・日本の半数以上（53％）が「自身のワークライフバランスは平均よりも良い」と回答。2017年の46％から増加

・現在の給与に満足しているとの日本の回答は、大幅にアップし前年比25％増の61％

・今後1年間で積極的に転職活動を行うと回答したのは前年比10％減の28％

ワークライフバランスと給与満足度が大幅アップで、転職希望者が1割減少との見通しを示している。

逆に言えば、ワークライフバランスと給与の満足度が低ければ、転職希望者が増えるのかもしれない。

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コミュニケーションを丁寧にとり、スキルや経験だけのマッチングではなく、志向性や社風との親和性も含めてマッチした転職先を提案するという。

ワークライフバランスを求める転職も、成功するかもしれない。