年収は上げたいが、管理職になるよりも転職。モヤフォー研究所の調査

ライフプランニング・リタイアメントプランニング

人生にはいくつかのライフステージがある。

年代でいえば20代30代など、10年ごとに区切る考え方もある。40代前後を指す言葉として定着しているのが、「アラフォー」。子育て・キャリア・介護などが重なる時期かもしれない。

ライフプラン・マネープランを考える際には、それぞれの世代の状況を把握することが必要だ。

アラフォー世代のライフスタイルにフォーカスした調査が行われている。

モヤフォー研究所

2019年3月11日、オールアバウトが、「モヤフォー研究所」の立ち上げについて発表を行った。

「モヤフォー研究所」では、生活者の中でも、子育て・キャリア・マネー・暮らしなど、様々な不安が重なるアラフォー世代の漠然とした不安、モヤモヤを調査。All Aboutガイドと共にその先を照らす解決策を提案していくという。

第1回の「親の介護」に続くテーマは、「アラフォー世代の働き方」。調査リリースとともに、調査結果の解説まんがも公開されている。

調査期間は、2019年1月9日〜15日。一都三県(東京、神奈川県、千葉、埼玉に住む、35~49歳の有職者の女性を対象に、計657名のサンプルを調べている。

画像はプレスリリースより引用

現在の年収に対する満足度を聞いたところ、全体の約7割が「満足していない」と回答。

画像はプレスリリースより引用

具体的に、どれくらい年収をあげたいと考えているのかを尋ねたところ、約50万円~100万円あげたいと回答した人が約3割、200万円以上あげたいと回答した人が約3割。

画像はプレスリリースより引用

年収を挙げる手段として、マネージャーへの昇進に興味があると回答したのは全体で約2割。

画像はプレスリリースより引用

マネージャーへの昇進に興味がないと回答した人にその理由を聞くと、職種や世帯構成に関わらず、1位が「ストレスを抱えたくない」。

画像はプレスリリースより引用

転職意向について尋ねると、約3割が転職意向を明確にもち、約2割が検討している。

画像はプレスリリースより引用

転職を希望した人に対し、その理由と尋ねたところ、どの職種、世帯構成においても「給与の改善」がトップ。

年収は上げたいが、管理職になるよりも転職によって実現したい、という傾向がアラフォー世代にはあるようだ。

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