確定拠出年金には、個人型と企業型とがある。
個人型はiDeCoとして知られている。企業型は、主に会社が掛金を積み立て(拠出)し、従業員が自分で運用しながら受け取る。「マッチング拠出」制度を使うと、加入者が上乗せすることも可能だ。
運用は自分で行う。安全性重視の「元本確保型商品」や、収益性重視の「投資信託」などを組み合わせる。そのため加入者には、投資に関する知識が必要だ。
2018年5月の確定拠出年金法の改正に伴い、配慮義務だった継続投資教育が、努力義務となっている。
そこで、継続投資教育に関するサービスが登場している。
「継続教育セミナー」を無料で提供
画像はプレスリリースより引用
2019年3月29日、リロクラブが、総合型確定拠出年金(401k・DC)選択制のプランについて、「継続教育セミナー」を無料で提供することを発表した。
確定拠出年金を開始するにあたり、担当者が頭をいためるのは“継続教育”をどのように実施するか。
とくに中小企業では手間と時間がかる上、有料であることが多い継続教育は導入検討時のネックになりがちだという。
そこで、リロクラブが運営する福利厚生倶楽部では、中小企業向け「総合型401k倶楽部」販売展開において、“継続教育”を無料提供する。
企業型確定拠出年金の、少数規模事業所での導入を容易になる。
動画で投資の勉強
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「お金のジム」は、1日10分、たった90日間で株式投資を知識ゼロから身につけられる動画レッスン。
Yahoo!やブルームバーグにも金融情報を配信している、大手「FISCO」所属のアナリストが登場する。
金融の知識を正しく持つことで、自らの身を守り、資産運用をすることで余力を生み出せるようにすることが目標だ。
個人型・企業型でも確定拠出年金の運用を自分で行う際など、必要な知識と言えるだろう。