共同住宅の住宅数は30年間で2倍以上。マンションのブランドに関するアンケート調査

不動産運用設計

2019年6月5日、マイボイスコムが、「マンションのブランドに関するアンケート調査」の結果を公開した。

調査期間は、2019年5月1日~5日。10,312件の回答を集めている。

マンション購入経験者・意向者の重視点は、「最寄駅からの距離」「生活環境の利便性(買い物、教育など)」「日当たり・採光」「間取り」が各6~7割。

女性が男性を上回る項目が多く、「日当たり・採光」「住居の向き(南向き、北向きなど)」「地域の治安」「間取り」「収納スペース」などは、とくに男女差が大きくなっているという。

画像はプレスリリースより引用

マンションに住みたい理由は「セキュリティが充実している」「設備のメンテナンス・清掃などの負担が少ない」「機密性、断熱性が高い」「設備(床暖房や浴室乾燥機、宅配ボックスなど)が充実」が各4~5割で上位にあがっている。

ほかに、一戸建て/マンション居住意向を聞いたアンケートも行っている。

「一戸建てに住みたい」は全体の52.8%、「マンションに住みたい」は21.3%。

「一戸建てに住みたい」は男性の方が比率が高い。北陸、中部、中国、四国では「一戸建てに住みたい」が各60%台と高くなったという。

共同住宅の住宅数は30年間で2倍以上

総務省による「平成30年住宅・土地統計調査 住宅数概数集計 結果の要約」では、一戸建てと共同住宅の数を比較している。

日本全国において、居住世帯のある住宅は5,366万戸。

内訳をみると、一戸建が 2876 万戸(53.6%)、共同住宅が2334万戸(43.5%)となっている。

共同住宅には、マンションやアパートなどが含まれる。

また、昭和63年から平成30年までの30年間の推移をみると、共同住宅の住宅数は2倍以上増えた。

一戸建てかマンションか、賃貸か購入か。住む場所や、住む人の家計や性格・考え方によって最適なものがあるのかもしれない。

 



タイトルとURLをコピーしました