全国94大学の学長が考える「ITスキル教育」とは

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2020年2月17日、オデッセイ コミュニケーションズが、「大学におけるITスキル教育について」のアンケート結果を公開した。

オデッセイ コミュニケーションズは、マイクロソフト オフィス スペシャリスト(MOS)を実施・運営する企業。

調査期間は、2019年10月1日~11月30日。全国1,079校の大学・短期大学を対象に調べ、94校から回答を得ている。

調査によると、現在重点を置いているITスキル教育の分野として、48.9%の大学が「情報リテラシー(情報を正しく扱うための知識)の向上」と回答。
次いで「パソコン操作スキル」(40.4%)という結果となった。

一方で、今後拡充したい教育分野としては、48.9%の大学が「人工知能(AI)」と回答。

次いで47.9%の大学が「数理・データサイエンス」を挙げた。

また、約60%の学長が「WordやExcelなどのアプリケーション操作技能は中学・高校卒業時点で習得しているべき」と回答。

大学では「基本的な操作スキルは大学入学前に身につけておいてほしい」と考えているのが分かるという。

小学校でプログラミングが必修化されるなど、子どものIT教育が本格化している。

中学・高校・大学で、どのレベルまでのIT教育が必要なのかわからないという場合があるかもしれない。

調査を見ると、今後、大学では「人工知能(AI)」・「数理・データサイエンス」が重点分野になるのが分かる。

「パソコン操作スキル」や「情報リテラシー」は大学入学前までに習得しておく必要がありそうだ。

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