2020年3月11日、楽天証券が、ロボアドバイザー「楽ラップ」の最低投資金額を、1万円に引き下げることを発表した。
「楽ラップ」は、ロボアドバイザーが質問に対するユーザーの回答から、お金や投資に対する考え方、リスク許容度などを診断。
一人ひとりにあった運用コースを提案し、ユーザーの代わりに資産配分や売買・管理などの資産運用を行う投資一任サービスだ。
これまでの最低投資金額は10万円だった。
この発表にともなって、楽天証券は「楽ラップ」と、ほかのロボアドバイザーの運用成績を比較している。
グラフを見ると、同じリスクの商品を比べた場合、「楽ラップ」でリターンが高い。
ちなみに、(ポートフォリオの収益率-無リスク資産の収益率)÷(ポートフォリオの収益率の標準偏差)をシャープレシオと呼ぶ。
リターンをリスクで割るような感じだ。
シャープレシオの値が高ければ、リスク1単位当たりのリターンが高いことになる。
運用の効率性を測ることができ、投資信託の評価に使うことがある。
最近では投資信託で手数料や信託報酬が無料になるなど、有利な条件を提示する企業が増えている。
以前使いにくいと思った投資商品が、今なら使えるというように、変化しているかもしれない。
情報を確認してみる必要がありそうだ。
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