”給付型奨学金”と”入学金・授業料の減免”が受けられる。「高等教育の修学支援新制度」

ライフプランニング・リタイアメントプランニング

政府広報のサイトでは、「高等教育の修学支援新制度」を分かりやすく解説している。

子どもの教育費に関しては、経済的な理由で、大学・短大・高等専門学校・専門学校等への進学をあきらめることがある。

そんな時に、学費と生活費をトータルでサポートするのが、「高等教育の修学支援新制度」だ。

受けられるサポートは2つ。

(1)返還の必要がない、「給付型奨学金」。

(2)入学金・授業料の減免。

最大で年間約91万円の奨学金を受け取りながら、年間約70万円の授業料が減免される。

支援額は、世帯収入に応じた3段階の基準で決まる。

世帯構成によって違いはあるが、目安としては次のようになる。

(1)年収270万円までが第1区分。上限まで支援を受けられる。

(2)300万円までが第2区分。上限の3分の2まで支援を受けられる。

(3)380万円までが第3区分。ここでは上限の3分の1まで。

シミュレータが用意されているので、そこで正確な金額が確認可能だ。

この制度の対象となっているのは、98%の大学・短期大学。

さらに高等専門学校は100%、専門学校は73%の学校をカバーしている。

給付型奨学金と入学金・授業料の減免は、別々に手続きがおこなわれ、4月から給付型奨学金の申込みが始まる。

子どもに関して、お金を計画的に準備しなければならないのが、大学など高等教育にかかる費用。

制度について知っていれば、教育費のプランを立てる際に、懸念が減るかもしれない。

★そのほかのニュースは@igawasin5でチェック。注目newsのヘッドラインをtweet。

過去の関連記事

給付奨学金シミュレーションも可能な「進学資金シミュレーター」

“将来目指す職業”をテーマに、志望校選択を支援。「親子で考える17歳の進路」

タイトルとURLをコピーしました