2021年3月9日から、文部科学省が、「専修学校 #知る専」というサイトを公開している。
「専修学校 #知る専」は、専修学校と文部科学省とで作る、「参加型」の新しい形の広報プロジェクト。
特設のポータルサイトやTwitter、YouTube、メルマガを新設し、これらを結びつけて、専門学校や高等専修学校の情報発信を強化するものだ。
専修学校には、中学校卒業程度の人を対象とした「高等課程(高等専修学校)」、高等学校卒業程度の人を対象とした「専門課程(専門学校)」、これら以外の教育を行う「一般課程」の3つの課程がある。
こうした学校について、どんな人が進学しているのか、卒業後はどんな仕事に就けるのかといった疑問に答える。
例えば専門学校は、全国に約2,800校存在し、約60万人の生徒が学んでいる。
高等学校卒業後の進学先として専門学校は、大学の次に多くの生徒を受け入れているという。
新規高等学校卒業者の専門学校への進学率は、2019年度で16.8%だった。
また、専門学校の中には、リカレント教育の推進などを受けて、社会人を積極的に受け入れる学校が増えてきているという。
職業に必要な実践的かつ専門的な能力の育成を目的に“学び直し”を行い、実務に必要な能力の向上とキャリア形成を図るうえで、最適な学習環境と説明されている。
文部科学省が新たに広報プロジェクトをスタートさせた専門学校。
高校卒業後の進路、社会人のリカレント教育の場として、これから注目されていくのかもしれない。
★そのほかのニュースは@igawasin5でチェック。注目newsのヘッドラインをtweet。