MILIZEが「情報銀行」認定を取得し、「保険データバンクサービス(仮称)」開始へ

リスクと保険

2021年3月29日、MILIZEが、「情報銀行」認定(P認定)の取得について発表した。

MILIZEは、フィンテック/AI分野のベンチャー企業。

「情報銀行」認定マークは、日本IT団体連盟が策定した国際水準の、プライバシー保護対策や情報セキュリティ対策等に関する認定基準に適合しているサービスを示すもの。

認定事業者は、同社で7社目になるという。

「情報銀行」の認定を受け、同社では今後、「保険データバンクサービス(仮称)」を開始する予定となっている。

「保険データバンクサービス(仮称)」では、利用者は自分が同意した保険証券の項目を、指定した保険代理店・保険会社等へ提供する。

これによりその対価として、利用者に適すると思われる保険商品のレコメンド等の便益を受けることが可能になるという仕組みだ。

これから人々は、情報銀行を通じ、自分に関する情報を管理することになるようだ。

どの個人情報をどの企業に提供するか、選択することができる。

そして個人情報を提供する見返りとして、データを活用したレコメンドなどのサービスを受けられるようになる。

今回認定されたのは、保険に関する個人の情報をあつかう情報銀行だ。

こらからは金融商品に関して、個人情報の提供と、データから受けられる便益についてバランスを考える必要が出てくるかもしれない。

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