若年層に広がる”後払い決済サービス”を利用した「フレキシブル消費」

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2021年10月11日、メルペイが、「消費と支払手段に関する調査」の結果を公表した。

メルペイは、後払い決済サービスとして「メルペイスマート払い(翌月払い・定額払い)」を提供する企業。

調査期間は、2021年9月25日~26日。全国の18〜59歳、男女800名を対象に、インターネット調査を実施した。

調査では、「後払い決済サービス」の利用率をを調べた。

「後払い決済サービス」とは、「メルペイスマート払い」、「Paidy」、「ZOZOツケ払い」等を指す。

その結果、全体の約3人に1人(31.1%)は、後払い決済サービスの利用経験があることが分かった。

若年層ほど利用率が高くなる傾向があり、20代35.6%、30代33.8%、40代30.0%、50代16.9%が利用していた。

また、後払い決済サービス利用者のうち、70.3%はクレジットカードを保有していた。

調査では、「後払い決済サービスを利用する理由」をたずねている。

6割(60.9%)の利用者が「支払うタイミングを調整できるから」、約3人に1人が「利用金額を把握しやすいから」(34.8%)・「支払いの見通しを立てやすいから」(30.4%)と回答した。

後払い決済サービスでは、サービスによるが、購入後1カ月~2カ月後の期限までに請求された金額を支払う。

支払い方法は、銀行振り込み・コンビニ払い・口座振替など。

同社では調査の結果について、後払い決済サービス利用拡大の背景に、”イマ購入したい”という消費傾向と、支払いをあとからコントロールする「フレキシブル消費」の存在がうかがえる結果だとしている。

新しく登場した、後払いの支払い手段として、知っておく必要がありそうだ。

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