”公的保障の説明”を可視化。金融機関向け公的保障シミュレーションツール「shirason」

リスクと保険

2021年10月21日、MILIZEが「shirason(シラソン)」発表した。

「shirason」は、公的保障制度を顧客情報にあわせてわかりやすく可視化する、新開発の金融機関向け公的保障シミュレーションツール。

開発の背景にあるのは、金融庁が2021年10月15日に公表した、『保険会社向けの総合的な監督指針』等の一部改正(案)

これにより保険会社や保険募集人等は、公的保障制度を適切に理解し、顧客に対して公的保障制度に関する適切な情報提供をすることが求めらことになる。

sirasonの特徴は次のとおり。

・オンライン上で画面を共有しながら、簡単に7つの公的保障(高額療養費/傷病手当金/遺族年金/障害年金/出産手当金/出産育児一時金/育児休業給付金)を計算可能。(※失業保険を追加等のカスタマイズできる)

・疾病別の治療費や平均休職日数等、MILIZEが保有している様々な統計データを用いて、必要な金額の目安を提示できる。

・シミュレーションした情報をもとに、各金融機関の保険商品の提案まで実施できる。

ファイナンシャルプランニングで重要な、保険への加入。

公的保障について把握していなければ、適切な判断はできない。

公的保障を考慮せずに保険に加入すると、過剰な準備になってしまう可能性もある。

中立な立場で、顧客の利益を優先するのであれば、伝えなければならない情報と言えるだろう。

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