ロボアドのウェルスナビ、「おまかせNISA」の”買い直し”機能をリリース

金融資産運用設計

2021年11月17日、ウェルスナビが、「おまかせNISA」の「買い直し」機能をリリースすることを発表した。

ウェルスナビは、ロボアドバイザー「WealthNavi(ウェルスナビ)」を提供する企業。

「おまかせNISA」は、NISA口座で自動でおまかせの資産運用ができる機能。

今回リリースする「買い直し」機能では、、WealthNaviの通常の口座の資産を一旦売却し、その資金でNISA口座で資産を購入する機能だ。

NISAは投資における非課税枠だが、翌年に持ち越すことができない。

また、NISAの制度上、通常の口座で保有している資産をNISA口座にそのまま移管することはできない。

新たに投資できる資金が十分にない場合、通常の口座で保有している資産があっても、当年の非課税枠を使い切れないといったことが起こる。

そこでユーザーからは、当年の非課税枠を活用するため、通常の口座で保有している資産を一旦売却し、その資金でNISA口座で資産を購入したいといニーズがあったという。

利用方法は次のとおり。

「おまかせNISA」の画面で「買い直し」を選択すると、ユーザーの希望に応じた金額を目安に資産を売却する。

その際、利益に対し約20%の税金が課される。

買い直しの確定から原則3営業日後の夜間に、非課税枠で資産の購入を実行。

その際、NISA口座と通常の口座を合わせた資産全体でユーザー1人ひとりのリスク許容度に合った最適な資産配分になるよう調整される。

一般的に通常の口座の資産をNISA口座で買い直す場合、資産を売却・購入する際に、銘柄や数量の指定に手間がかかる。

「買い直し」機能では、NISAの非課税枠を手軽に利用できるのがメリットとなるだろう。

仕事や家事においては、余計な手間を省いていくことで、時間をより有効に使えるようになる。

お金に関しても、手続きなど面倒と感じることが多い。

自動化・省力化が進めば、より金融関連のサービスを利用しやすくなるだろう。

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