2022年4月20日、アイリックコーポレーションが、オンライン相談サービスの実証実験開始について発表した。
実証実験は、富士フイルムビジネスイノベーションとタイムリープが、街ナカの個室型ワークスペース「Coco(ココ)Desk(デスク)」を、さまざまな生活関連サービスのオンライン相談の場として提供するというもの。
アイリックコーポレーションは、保険相談として参加。
ほかに法律相談受付、不動産賃貸相談、メンタルヘルスサポート、占いを提供している企業が実証実験に参加する。
「CocoDesk」は、富士フイルムビジネスイノベーションと東京地下鉄が提供する、個室型ワークスペース。
そこにタイムリープが提供している、店舗運営の効率化と対面に近い接客体験を実現する、遠隔接客システム「RURA」を組み合わせる。
これにより、CocoDeskに立ち寄った利用者は、利用サービスを選択して入室し、オンラインで接客を受けることができる。
各ブースから希望のサービスを選択すると、該当事業者の担当者につながる仕組みだ。
これにより、サービス事業者が従来店舗窓口で行ってきた相談などを、利用者の生活動線上で、プライバシーが保たれた空間で行うことができる『新しい店舗の形』を提供可能にする。
これまでオンライン相談サービスを受けるのは、自宅からという場合が多かったと思われる。
これからは駅など街の中にある、個室型ワークスペースのような施設から、FP(ファイナンシャルプランニング)のオンライン相談サービスへアクセスできるようになるかもしれない。
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