「無料で相談した」が93%。FP相談を経験した男女500人アンケート調査結果

ライフプランニング・リタイアメントプランニング

2022年4月25日、保険マンモスが、FP相談についてアンケート調査の結果を公表した。

保険マンモスは、保険相談サービスを提供する企業。

調査期間は、2022年3月31日~4月9日。ファイナンシャルプランナーに相談をしたことがある人を対象に調べ、500人(女性304人/男性196人)から回答を得た。

調査の結果は次のとおり。

・FPを実際に利用した人に相談内容を聞いてみたところ、「保険の見直し」がトップだった。

以下、ライフプランニング、投資・資産運用がつづく。

・FP相談の料金は、9割が無料だった。

・有料の場合、1時間当たり5,000円以下が60%と多い。

・今後もFPに相談したいと答えたのは58%、どちらとも言えないは34%、したくないは8%だった。

「どちらとも言えない」、「したくない」という理由には次のようなものが有った。

「一般的な家庭のモデルケースを前提としてのプランだった。」

「まずどこから直していけばいいかわからなくなり現状維持につながってしまった」

「今の自分の生活じゃあれもダメ、これもダメと否定され、テンションが下がる一方」

「自分のほうが投資経験年数も長く知識が豊富だった」

「無料ではなく有料の方が安心できるような気がした」

「家族は数字に弱いためほとんど理解できなかった」

「聞き返す気力もなくなるくらい意味不明だった」

「保険屋さんのFPだったので、自社の保険に入ってもらうのに必死だった」

「ありふれた知識しかなかった」

ファイナンシャルプランナーによるアドバイスは、無料で提供されていることもあり、まずはそこを利用する人が多いようだ。

商品の勧誘がともなう場合や、一般的なケースの説明にとどまったり、分かりにくい説明だったり、本人の意向を否定する分が多かったりすると、FPへの相談に否定的なイメージを持たれてしまうケースが見られた。

やはり中立的な立場から、本人の意向に沿った形で、実行可能なプランを分かりやすく提供できる能力を、求められているのが分かる。

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