20・30代は「体験/経験に活用するべき」、40・50代は「生活の質を高るもの」が最多。経営者のお金に対する価値観

ライフプランニング・リタイアメントプランニング

2022年12月13日、株式会社ファンクが、経営者の報酬と資産状況に関する調査の結果を公開した。

ファンクは、「支えたいのは、愛です。」をビジョンに掲げ、通信・インターネット、マーケティング事業を展開する企業。

調査期間は、2022年9月27日〜10月4日。20~30代経営者135名、40~50代経営者104名から有効回答を得ている。

調査の中に、「Q6.あなたは自身が持つお金について、どのような存在として捉えていますか。(複数回答)」と言う質問項目がある。

結果は、20~30代は「体験/経験に活用するべきもの」が51.9%で最多、40~50代は「生活の質を高めるもの」が48.1%で最多となった。

回答の項目としてはほかに、次のようなものがあった。

・趣味に活用するべきもの

・時間に活用するべきもの

・知識に活用するべきもの

・健康に活用するべきもの

・運用して増やしていくべきもの

・親/家族に活用するべきもの

・会社に活用するべきもの

・貯蓄するべきもの

・社会に活用するべきもの

・消費するべきもの

・恋愛に活用するべきもの

・寄付するべきもの

お金に対する見方には、様々な物があることが分かる。

ファイナンシャルプランニングでは、人生の3大資金として、教育・住宅・老後の費用についての計画を考える。

ただ教育・住宅・老後の費用というと、それを貯めることが単なる義務のように感じられるかもしれない。

もう少し個人のお金に対する価値観を反映した意味を付け加えると、お金を貯めることがよりポジティブなものになる可能性がある。

たとえば、教育・住宅の費用を、「体験/経験に活用するべき」お金ととらえることができるだろう。

子どもの進路に関わる経験、住宅を購入するまでのプロセスで出会う様々な体験、を実現するためのお金と考えることができる。

老後の費用は、「生活の質を高るもの」と言い換えられるだろう。

リフォームや旅行、介護に使えるお金をどれだけ増やせるか。

このように自分が重視する価値でライフイベントを意味付け、その実現に必要なお金を準備すると考えれば、よりファイナンシャルプランが自分の人生と一体化したものになっていくだろう。

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