毎年の収入・支出・貯蓄を、90歳まで折れ線グラフにしていく。
貯蓄をマイナスにしたくなければ、収入を増やし、支出を減らすことが必要となる。
支出を減らすには、大きなイベントをあきらめる以外にも、基本的な生活費を減らすことも考えられる。いわゆる”節約”だ。
節約にはどんな項目があるのか、一つの調査から見てみたい。
家計の節約ポイントを、リストアップ
画像はプレスリリースより引用
2018年11月9日に、SBIいきいき少額短期保険は、“節約意識と行動”に関するアンケート調査の結果を公表した。
全国の30歳以上の男女881人が対象。単身・夫婦・二世代世帯・三世代世帯で暮らす人が含まれる。
調査のテーマの一つに、「節約につながる行動をした項目」がある。
多い順に並べると、
電気・水道などの公共料金(79.9%)
食費・外食費などの飲食費用(52.6%)
日用品・日用雑貨費(46.9%)
衣類や身の回りの費用(46.4%)
電話・インターネットなどの通信料金(37.7%)
旅行・趣味・自己啓発のための費用(26.7%)
交際費(23.5%)
保険料(13.0%)
医療費(7.4%)
住居関係費(5.4%)
子どものなどの教育費用(1.9%)
となっていた。
節約により収支の改善や、ライフイベントの充実へ
節約は、貯蓄が赤字になることを回避するため、というわけではない。
住宅やクルマ、旅行などへ資金を回すことも考えられる。
節約する金額を具体的にして、長期的なキャッシュフローを予測すれば、実現可能な目標がイメージ可能になるかもしれない。