働きやすい企業ランキング。金銭・時間・制度、”働きやすさ”のポイントとは

ライフプランニング・リタイアメントプランニング

働きやすい会社とは、どういう会社だろうか。

ライフプランを考えるうえで、どの会社で働くかは重要な選択だ。収入や、住む場所などに関係してくる。

会社選択のポイントは、収入だけではない。働きやすさも考慮すべきだろう。

企業口コミサイトが調べた、働きやすい企業ランキングでチェックしてみたい。

 

働きやすい企業ランキング

 

画像はプレスリリースより引用

 

2018年11月19日、企業口コミ・給与明細サイトの「キャリコネ」は、「カスタマーサポートが働きやすい企業ランキング」を発表した。

対象期間は、2015年4月1日~2018年3月31日。回答者は、キャリコネ会員。勤務先を採点している。

ランキングは、画像の通りだ。ここでは、回答者のコメントから、”働きやすさ”に関するポイントをピックアップする。

Apple Japanへのコメントでは、「眼科やメガネ購入費は会社が見てくれるため自身での出費がない」「appleなので当然imacやiPhone購入時はかなり割引がある」といったものが見られた。社員割引などの福利厚生がポイントのようだ。

日本ヒューレット・パッカードでは、「完全フレックスタイム制を導入。月末時点でトータルの就業時間がマイナスになっていなければ、個人の采配で勤務時間をコントロールできる」「コアタイムも短いので、勤務時間前に通院などしても、半休など取らずに通常通りの勤務につける」というコメントがあった。フレックスタイムの使いやすさがポイントだ。

キュービタスでは、「1時間単位の有給休暇取得が可能。また、育児や介護で退職した社員が再入社できるリワークエントリー制度を設けている。」とコメントされていた。一定基準以上の子育てサポートを行っている企業に、厚生労働省が付与する「くるみんマーク」を取得済みだ。子育て重視であれば、「くるみんマーク」に注目するのもいいかもしれない。

ドコモ・サポートは、「新入社員研修」「応対スキル・サービス知識研修」「専門スキル研修」など、研修制度の充実が挙がっている。

デルでは、会社が認めた「業務に結び付く資格」を取得した場合は、受験料が返金される制度がある、とコメントがあった。

ドコモCSでは、さん付け運動もあるため、組織長でも◯◯さんでよい。社員意識調査等も定期的に行われ、フィードバックが管理者にあるため、管理者の対応がよい、というコメントがあった。

アグレックスでは、「勤務地が自宅から2時間を超える方でかつ独身、35歳未満の方は独身寮に入寮することができる。独身寮は安い値段(月額1万5000円~2万5000円)だった」とコメントされている。住居費用が節約できそうだ。

かんでんCSフォーラムでは、「関西電力の健康保険組合に加入できるので保険料が割安であったり、保養所が使えたりと特典があった」と書かれている。保険料が安いというのも、長期的に家計に貢献しそうだ。

 

金銭・時間・制度、”働きやすさ”のポイント

 

人生や生活の多くを占める”仕事”。会社選びでは”働きやすさ”もひとつの基準となる。

調査を見ると、”社員割引”・”受験料返金”・”独身寮”・”保険料が安い”など金銭面での働きやすさがある。

また、”フレックスタイム”・”1時間単位の有給”と時間的な余裕。そのほかにも”育児後の再入社”・”研修制度”・”管理者へのフィードバック”などがみられる。

会社を選ぶ際の要素は、ほかにもある。働きやすさという観点を持つことも、視野を広げてくれるだろう。

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