家族・夫婦の間で、家事の分担はしているだろうか。
シングル・主婦であっても、家事のシェアについて考えるときがくる。結婚・共働き・リタイア後などが、そのタイミングとなるだろう。
そもそも分担すべき家事にはどんなものがあるのか、「家事シェア力」の全国ランキングで確認したい。
「家事シェア力」の全国ランキング
画像はプレスリリースより引用
2018年11月20日、大和ハウス工業株式会社は、「家事シェア力」の全国ランキングを公表した。
実施時期は、 2018年10月24日~29日。全国の20~40代の中学生以下の子どもがいる共働き夫婦、各都道府県200人を上限とし、合計9159人から回収している。
結果、家事のシェア上位3県は、兵庫・岡山・静岡となっている。下位は、長崎・青森・佐賀だ。
ランキングでは、県民性の観点からの分析も行われている。
上位では「夫婦で普段から対等に話し合う」県民性が貢献している。下位では、九州地方の「俺はやっている、という意識が強い」、東北地方の「会話の内容を考えすぎる」といった県民性が反映されていると分析している。
注目したいのは、このランキングで使用された”家事の分類”だ。
家計研究家が作成した、全42種の家事を家事8項目に分類している。
①片付け
②補充・交換
③買い物
④料理
⑤掃除
⑥ごみ捨て
⑦洗濯
⑧育児・その他
家事の全体像をつかみ、分担を考えるときの参考になるだろう。
家事の項目を洗い出し、話し合う
ライフステージの移行により、家族の人数が変わったり、仕事の状況が変わったりする。
普段生活するうえで不可欠な家事も、いろいろな分担の仕方があるだろう。
家事の項目を洗い出し、よく話し合うことで、公平で不満の無い状況が作り出せるのかもしれない。