1ヵ月あたりの車の維持費はいくら?家計の改善ポイントとなる可能性も

ライフプランニング・リタイアメントプランニング

自動車の維持費は、どれくらいが適正だろうか。

住む地域によっては、自動車の保有が不可欠だ。自動車の購入費用は高く、ライフイベントにカウントされることもある。買い替えのペースを調節することで、貯蓄の減少を遅らせる人も多いだろう。

自動車には、決まって支払う固定費もある。家計での存在は大きい。

人々のカーライフについての調査から、金銭面での問題をピックアップしてみる。

1ヵ月あたりの車の維持費はいくら?

画像はプレスリリースより引用

2018年12月3日、ソニー損害保険株式会社は、「全国カーライフ実態調査」の結果を公表した。

調査期間は、2018年10月19日~22日。自家用車を所有し、月に1回以上車を運転する18歳~59歳の男女1,000名の有効回答を得ている。

1ヵ月あたりの車の維持費を聞いたところ、「5,000円~10,000円未満」(34.0%)や「10,000円~15,000円未満」(23.4%)に回答が集まっている。

平均額は12,400円だった。

ここでの「車の維持費」は、保険料、ガソリン代・燃料代、駐車場代、修理代等のこと。税金、ローン返済、有料道路通行料は除く。

画像はプレスリリースより引用

車の諸経費で負担に感じるものを複数回答で聞くと、「自動車税」と「車検・点検費」が同率(63.0%)でトップとなった。

次いで、「ガソリン代・燃料代」(58.7%)、「自動車保険料」(52.2%)、「駐車場代」(22.3%)となる。

所有する車のボディタイプについては、「軽自動車」が34.9%で最も多い。

次いで、「コンパクトカー」が18.1%、「ミニバン」が15.0%、「セダン」が11.4%、「ステーションワゴン」が9.0%という結果となった。

家計の改善ポイントとなる可能性も

調査からは、車の維持費が平均で12,400円となっていた。このほかに、ローン返済と税金がかかる。

大きく上回っているようであれば、圧縮できる部分があるのかもしれない。

家計の改善ポイントとなる場面も、ありそうだ。

タイトルとURLをコピーしました