貯蓄は、どうやればいいのか。
まずは、支出が収入より小さくなければならない。
消費には、「必要なもの」「欲しいもの」がある。欲しいものを買うのか、将来のために貯蓄するのか。その判断により貯蓄額が変化することになるだろう。
30代に聞いた貯蓄に関するアンケートから、考えてみたい。
30代の貯金に関するアンケート
2018年12月13日、「カードローンの巨匠」は、「30代の貯金に関するアンケート」の結果を公表した。
アンケートはWeb上で、30代の男女400人を対象に、2018年11月に実施されている。

アンケートでは、貯金をしている人だけに「あなたがしている貯金の方法に1番近いものをお選びください。」と聞いている。
1位は「(毎日)金額を決めて決まった場所(貯金箱・口座など)に入れる」(23.4%)だった。
2位は「貯金するというよりも出費を減らしている(節約)」(21.9%)
3位は、金額・タイミングを決めず入れられる額を貯金(20.7%)
4位は「毎月金額を決めて給料から天引き(使っていい金額を先に決める)」(20.1%)
5位は「自動的に貯金できるシステムを使っている(財形貯蓄、自動積立)」(7.8%)
6位は「銀行の定期預金を利用している」(5.1%)

また、「あなたが貯金をしている理由はなんですか。」という質問では、「将来の不安、いざという時の備え」(34.4%)が一番多い回答となった。
以下、子育て費用、老後のたくわえにするため、車や家など大きな買い物をするため、お金が無くて困った経験から、結婚や出産に向けて、病気や入院・事故に備えて、旅行や新規事業などやりたいことがあるため、休職・転職時の備えが続く。
目的の明確化が、支出を減らす合理性に
アンケートからは、30代がどんな目的で、またどんな方法で貯蓄をしているのかがわかる。
目的別に口座を作って管理するのも一つの方法だろう。
貯蓄の目的を明確にすれば、支出を減らす合理性が高まるかもしれない。