住宅ローンを調べると、「フラット35」という商品をみることが多い。
フラット35は、民間金融機関と住宅金融支援機構が提携して提供する、最長35年の全期間固定金利住宅ローンだ。目標の自己資金を貯蓄し、毎月いくらの返済が可能か確認できれば、住宅ローンの利用を検討できる。
フラット35の利用を考えている人に対しては、相談会が開かれているようだ。
フラット35の全国一斉相談会

2019年1月4日、独立行政法人住宅金融支援機構は、「フラット35の全国一斉相談会」の情報を公開した。
フラット35の仕組み、長期固定金利のメリット、対象となる住宅・技術基準など、住宅取得に関する疑問を持つ人も多いだろう。
そうした疑問に、住宅金融支援機構が答える。会場によっては、金融機関職員や地方公共団体職員も相談をうけるという。
フラット35の特徴として、4つのポイントが挙げられている。
(1)固定金利で
資金の受取時に、返済終了までの借入金利と返済額が確定する
(2)質の高い住宅取得に対し金利を引下げ
省エネルギー性、耐震性、バリアフリー、耐久性・可変性など質の高い住宅を取得する場合に、金利を一定期間引き下げる制度「フラット35S」が利用できる。
(3)保証料0円、繰上返済手数料0円
住宅ローンの借入れに当たって一般的に必要となる保証料がかからない。保証人も必要ない。また、返済中に繰上返済や返済方法の変更を行う場合も手数料はかからない。
(4)新機構団信や新3大疾病付機構団信の利用
そのほかにも、「子育て支援型・地域活性型」、「リフォーム一体型」なども利用できる。
住宅購入のプラン、ライフプランの実現への一つのステップ
住宅を購入する際には、利用するローンを選ぶことになる。金利や手数料、団体信用生命保険、返済方法などさまざまな条件を比較する必要がある。
個別具体的な相談では、融資の可能性や新たな問題などを知ることができるかもしれない。
住宅購入のプラン、ライフプランの実現への一つのステップとなるだろう。