2020年卒 マイナビ大学生のライフスタイル調査。「結婚」「仕事」「子ども」多様な考え方に沿ったライフプランを提示

ライフプランニング・リタイアメントプランニング

将来、自分はどんな暮らし方をし、どんな働き方をするのか。

さまざまな選択を行うのが、ライフデザインだ。それが具体的なライフプランや、資金計画につながっていく。

結婚や仕事、住宅や教育などについて考え始めるのはいつ頃だろうか。

大学生のライフスタイルに関する調査が行われている。

2020年卒 マイナビ大学生のライフスタイル調査

2019年1月29日、株式会社マイナビが、「2020年卒 マイナビ大学生のライフスタイル調査」を発表した。

今年で10回目となる本調査。調査期間は、2018年11月26日~12月24日。2020年卒業予定の大学生・大学院生、4,656名を調べている。

ファイナンシャルプランニングに関する項目を、ピックアップする。

画像はプレスリリースより引用

調査では、定期的なアルバイトをしている学生の割合を調べている。

全体で78.4%(前年比2.8pt増)で、3年連続で増加。2014年卒の調査開始以来過去最高となった。

画像はプレスリリースより引用

結婚後の仕事に関しての考えはどうか。

「夫婦共働きが望ましい」、「自分の収入だけで生活するのが望ましい」、「相手の収入だけで生活するのが望ましい」、「結婚せず自分の収入だけで生活するのが望ましい」といった選択肢が提示されている。

「夫婦共働き」を希望する割合は、男子 49.5%(前年比0.8pt増)、女子 70.8%(前年比1.3pt増)で男女ともわずかに増加した。

2016年卒の調査開始以来、女子の共働きを希望する割合が7割を超えたのは初めてだという。

画像はプレスリリースより引用

子育てについての考えも聞いている。

選択肢としては「育児休業を取て積極的に子育てしたい」、「育児休業は取らないが夫婦で子育てはしたい」、「子どもができたら仕事をやめて子育てに専念したい」、「子育てはできるだけ相手や両親にまかせたい」、「今のところあまり子どもは欲しくない」、「子育てのことなど考えたこともない」が並んでいる。

結果は、「育児休業を取って積極的に子育てしたい」と回答した割合は、男子は43.6%(前年比4.9pt増)、女子は66.0%(前年比0.9pt増)。

経年の推移を見ると、男子の割合は2016年卒以降5年連続で増加しており、5年ぶりに4割台にのったという。

今の大学生の、「結婚」「仕事」「子ども」についての考え方がわかる。また、それぞれについて多くの選択肢があることも、知ることができる。多様な考え方に沿ったライフプランを提示できるようにしたい。

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