職業情報提供サイト(日本版O-NET)に、「興味・価値観検査による適職検索」など新機能が追加

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2021年2月25日、厚生労働省職業安定局総務課首席職業指導官室が、職業情報提供サイト(日本版O-NET)リニューアルを発表した。

職業情報提供サイト(日本版O-NET)は、約500の職業の解説(動画コンテンツを含む)、求められる知識やスキル、どんな人に向いているかなどを、「数値データ」で見える化。

就職・転職活動で重要な、「市場分析」「自己分析」、面接などでのアピールポイントの確認などに活用できる。

主なリニューアルのポイントは5つ。

【その1】仕事の「興味・価値観検査」で、自己分析から適職探索が可能に

興味検査と価値観検査の各診断テストは全60問。

途中までの状況をマイリストに保存することも可能だ。

【その2】新しい切り口で検索が可能に。「色々な切り口から検索」ボタンを新設

「B to Bの職業情報」、「未経験でも比較的入りやすい職業」、「IT関係職業(業界別)」、「IT関係職業(工程別)」、「介護で行われる仕事」など様々な視点から職業を検索できる。

【その3】イメージと直感から探せるイメージ検索(地図)

海・臨海・湾岸周辺やオフィス街、憩いと娯楽のエリアなど、地図上11個のエリアのイラストイメージから職業を検索できる。

【その4】仕事の性質から検索

「対人関係」「身体・物理的制約」「その他の特性」の3つのカテゴリーから、重視する仕事の性質や、避けたい仕事の性質を選択することで、より自分にマッチした職業検索が可能。

【その5】気になる求人賃金など、統計情報が充実

県別の就業者数や年収、求人賃金の統計なども閲覧できる。

収入を得るために必要な仕事だが、自分に合ったものを探し出すのは難しい。

様々な切り口から職業にアプローチできるようになった日本版O-NETなら、思いがけない発見や答えにたどり着けるかもしれない。

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