2021年5月19日、学情が、「UIターン・地方での就職」に関する調査の結果を公表した。
調査期間は、2021年4月27日～5月11日。2022年3月卒業（修了）予定の大学生・大学院生を対象に、681名について調べている。
調査の結果、「UIターンや地方での就職」を希望する学生は47.4％だった。
2020年6月比、25.6ポイント増となっている。
UIターンや地方での就職を希望する理由は、「家族と一緒に暮らしたいと思うから」が最多だった。
以下、「必ずしも都市部に住んでいる必要を感じなくなったから」28.8％、「地元に貢献する仕事をしたいと思ったから」27.1％とつづいた。
UIターンの勤務地選びで希望するものは、「出身の都道府県」が69.3％で最多となっている。
以下、「出身の都道府県に近く、求人の多い地域」36.3％、「魅力的な求人のある地域」21.5％、「首都圏へのアクセスが良い地域」19.6％とつづいた。
学校を卒業して仕事を始めようとするとき、仕事や住む場所を選ばなくてはならない。
今回の調査では、「UIターンや地方での就職」を希望する学生が増えているのが分かった。
感染症の問題や、テレワークの普及などが影響しているようだ。
首都圏か地方かという選択に、変化が出ているのかもしれない。
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