自分と社会の問題でもある、働き方。ライフプランを見つめなおすきっかけに。平成のアルバイト市場の振り返り

ライフプランニング・リタイアメントプランニング

時代とともに、働き方が変化している。

正社員が中心だった時代から、契約社員・派遣社員、パート・アルバイトなど働き方の選択肢が広がっている。

正社員についても、成果主義や年俸制が導入されるなど、変化がみられるようになった。

収入や労働時間を通して、ライフスタイル・ライフプランに影響を与える、働き方の選択。アルバイト・フリーターという働き方について、歴史の振り返りが行われている。

平成のアルバイト市場の振り返り

画像はプレスリリースより引用

2019年2月12日、アルバイト求人情報サービス「an」が、”平成のアルバイト市場の振り返り”を公表した。

アルバイト市場について、バブル期、バブル崩壊・平成不況、近年にわけて考察している。

1986年~1991年のバブル期には、建設ラッシュとファストフード・コンビニの相次ぐ開業により求人増加したという。

男女雇用機会均等法の影響で、主婦もアルバイトする時代になったのもこの頃だ。

また、大学を出ても就職せず「フリーター」になる若者が急増し、社会問題となっている。

1991年~2002年の、バブル崩壊・平成不況の時代には、不況により製造・建設・物流業の採用ニーズは低下。販売・飲食・サービス業が存在感を増してきたという。

「共働き世帯」が「専業主婦世帯」を上回り始めたのはこのころ。

人気があったのが、携帯ショップで働くこと。

4大卒でも正規雇用の機会に恵まれず、フリーターや派遣など非正規雇用での就業を余儀なくされる人が増加した。

WEBやモバイル版求人サービスが登場している。

画像はプレスリリースより引用

2002年~現在では、インターネット全盛期。求人サイトが激増した。

人手不足により、女性に限らず老若男女、国籍問わずアルバイトニーズが増加する状況だ。

価値観の多様化により個人のニーズに合わせた求人が増加したのが特徴。アルバイトを通じて“スキルアップ”を図ろうとする学生も増えているという。

日本経済は緩やかな景気回復軌道に乗り、新規学卒者の就職状況が若干改善。一方バブル崩壊後の就職氷河期に、フリーターとして年を重ねてきたミドル世代が未だに正規雇用としての就業機会に恵まれないということが問題視されている。

振り返ると、アルバイトは、女性の就業機会を増やしてきたようだ。一方で、大学を出た後フリーターなど非正規の就業が続くことが、問題になることもある。

自分の問題でもあり、社会の問題でもある、働き方。ライフプランを見つめなおすきっかけになるかもしれない。

単発の仕事を探せるサイトも

単発ではたらこ

「はたらこねっと」は、派遣を中心に、パート・アルバイト、正社員・契約社員などの仕事が探せるサービスだ。

3か月未満の短期の仕事、10日未満の単発の仕事など、期間に着目した仕事の選び方もできる。

自分に合った働き方を、見つけることができるかもしれない。

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