お金の話は、子どもの頃からできる。
お小遣いの金額や使い道、将来どんな仕事でお金を得ることになるか。その仕事のためにはどんな勉強が必要か。学年によっては、税金や保険の話ができるかもしれない。
お金の大切さを知り、教育費の金額を知れば、学習のモチベーションが上がるかもしれない。また、仕事と収入の関係についての知識は、職業選択への興味を高めそうだ。
現在、小学生は親とどれくらい、お金についての会話をしているのだろうか。小学生の日常生活などに関する調査が行われている。
小学生白書Web版
小学生白書Web版「小学生の日常生活・学習・自由研究に関する調査」より引用
2019年2月20日、学研教育総合研究所が、「小学生白書Web版」を公開した。
調査期間は、2018年9月6日〜11日。小学生の各学年・男女とその保護者を対象に、1,200サンプル(各学年・男女100名)を調べている。
日常生活について、メディア・情報通信機器について、将来について、学習について、自由研究について、習い事について、学習参考書・問題集についてといった項目が並んでいる。
その中の、「日常生活について」から「お金の使い方について」を見てみたい。
「お金の使い方について、お子さまと話し合うことはありますか。」という質問がなされている。
結果、全体の82.3%が「お金の話をする」と答えた。
学年別に見ると、男女共に小学1・2年生が75%。
3年生以降で男女共に80%を超える。家庭内での、お金についての子どもへの教育意識が高まることが、読み取れるという。
また、小学3年生になると社会科の授業で「消費生活」についての学習をすることとも関係があるかもしれない、と解説されている。
3年生で、おこづかいをもらう子どもが増えるというデータもあり、関係あるようだ。
学校での授業内容、おこづかい、といったことがきっかけで、親子のお金に関する会話が始まるのかもしれない。
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2020年度より小学校でもプログラミングが必修化される。パーソナルファイナンスとともに、プログラミングも新たな教養となるかもしれない。