2019年5月8日、MFSが、「モゲチェック」に住宅購入予定者に対する新規借り入れ機能を追加することを発表した。
MFSは、住宅ローンに特化したフィンテックのスタートアップ。
「モゲチェック」は、オンライン型住宅ローンサービスだ。従来は、借り換えおよび管理機能を持っていた。
今回追加されるのは、住宅購入予定者に対する新規借り入れ機能だ。
ユーザーが住宅購入時にウェブ上で「全国124金融融機関における最安金利(No.1金利)の住宅ローン」に申し込むことができ、面倒な書類収集や金融機関との交渉は全てMFSが代行する。
画像はプレスリリースより引用
利用手順は次のとおり。
・不動産会社で提示されたローンの条件を入力する
・No.1金利よりお得かどうかが判定される
・MFSが提案するローンに申し込む場合は自身に関する情報を入力。該当金融機関の事前審査が開始される
・審査の合否確認や、書類のやりとりはチャットで行う
モゲチェックが提案した金融機関での借り入れが実行に至った場合、借り入れ元本金額の0.5%(下限10万円、上限50万円/税別)が、利用料金としてユーザーに発生する。
幅ひろい住宅ローンの商品ラインアップ
国土交通省のサイトでは、「平成30年度民間住宅ローンの実態に関する調査」の結果が公開されている。
そこでは、さまざまな住宅ローンの商品ラインアップが確認可能だ。
いくつかの商品タイプを挙げると、上限金利特約付き・金利優遇(環境配慮型・預金残高連動型・住宅の質誘導型・少子化対策型)・産休育休期間返済緩和型・リフォーム一体型ローンなどがある。
多くの金融機関からさまざまなタイプの住宅ローン商品が提供されているのが分かる。
住宅ローンは大きな金額なだけに、マネープランへの影響も大きい。
できるだけ有利な条件を探すには、専門のサービスが必要かもしれない。