2019年5月28日、カラダノートが、「生活における意思決定についての意識調査」の結果を公開した。
カラダノートは、妊娠・育児層向けツールアプリやメディアを展開し、メディア『カラダノートママびより』を運営する企業。
調査期間は、2019年4月10日~16日。『カラダノートママびより』のユーザー1,656名について調べている。
結果、家計に不安があると回答した子どもを持つ母親は、全体の49.9%だった。
家計に不安を感じる要因として挙げられたのは、「貯蓄」に関することがもっとも多い。次いで「将来かかる費用」「収支のバランス」とつづく。
画像はプレスリリースより引用
家計の不安との相関がもっとも高いのは「世帯年収」。不安が和らぐ目安は、世帯年収800万円となっている。
2017年共働き世帯の年収は
総務省統計局、「家計調査年報(家計収支編)平成29年(2017年) 家計の概要」をみてみる。
世帯収入を見ると、”夫のみ有業の世帯の家計収支”では、実収入が502,839円となっている。
また、”夫婦共働き世帯(有業者は夫婦のみ)の家計収支 ”では、実収入が608,491円だ。内訳を見ると、世帯主収入441,141円(72.5%)、世帯主の配偶者の収入137,767円(22.6%)。
不安が和らぐ800万円には届かない。
不安の中心は貯蓄。これは、将来掛かる費用に備えるものだ。この費用を明確に計画すれば、貯蓄の目標となる。
貯蓄の目標があれば、毎月いくら積み立てればよいのかわかる。毎月いくら積み立てるかが分かれば、毎月の収支の計画が作成できる。
プランを立てることで、不安を和らげることができるだろう。