証券会社がNISAの日に向け、ユーザーと投資信託に関するデータを公開

金融資産運用設計

2020年2月10日、マネックス証券が、投資に関する意識調査の結果を公開した。

調査期間は、2020年1月24日~29日調査対象は、マネックス証券に口座を保有し、NISAを利用している男女。計4,703名の回答を得ている。

ちなみに2月13日は「NISAの日」。ここでは「つみたてNISA」に関するデータをピックアップして紹介したい。

調査結果(1):NISAで運用している人の約5割は、年収500万未満だった。

NISAは、自己資産の多い人だけでなく、年収に関わらず利用されている制度であることがわかるという。

調査結果(2):つみたてNISAを始めたときの月額投資額は、3万円以下の人が5割を占めた。

1万円以下で運用を始めた人も22.3%。つみたてNISAは年間40万円の枠があるが、使い切る必要はない。

無理のない金額でコツコツつみたてている状況がわかる。

調査結果(7):投資信託購入ランキング(つみたてNISA)

ランキングに入った投資信託では、年間パフォーマンスは最高で+36.8%、最低でも+19.0%。

米国株や先進国株を対象とした投資信託で成績が良い。バランス型や国内株式を対象とした投資信託で、騰落率が低めとなっている。

NISA利用者の5割が年収500万未満で、つみたてNISA利用者の5割が月額投資額3万円以下。投資を始めやすい環境になっているのかもしれない。

この1年は投資信託の成績も悪くなかったようだ。

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