2020年3月19日、厚生労働省が、「職業情報提供サイト(日本版O-NET)」を開設した。
「職業情報提供サイト(日本版O-NET)」が目指すのは、労働市場の「見える化」。
サイトでは、動画コンテンツを含む約500の職業の解説、求められる知識やスキルなどの「数値データ」を盛り込んだ、総合的な職業情報を提供する。
求職者は自分に最適な職業を選択することができ、これから必要となる「学び」は何かを知ることが可能となる。
また、キャリアコンサルタントなどの専門家は、求職者や企業に対し、より的確に支援を行うことができる。
主なコンテンツは次のとおり。
(1) 職業検索
フリーワード検索のほか、スキル・知識、職業分野など色々な切り口で職業を検索できる。また、約500職種すべての紹介動画が視聴可能。
(2) キャリア分析
希望の職業との適合性を比較でき、これまでの職歴や身につけた能力から、これから必要な「学び」が分かる。
(3) 人材採用支援
採用したい人材を数値で明確化して、人材採用の判断基準が分かりる。
(4) 人材活用シミュレーション
在職者に身につけてもらうべき能力を明確化して、計画的な教育訓練に役立てることができる。
気になる職業や入力情報を、一時的に保存しておくマイリスト機能も利用可能だ。
厚生労働省のサイトでは、職業情報提供サイトを紹介するリーフレットも公開している。
マネープランを考える際には、毎月・毎年の収入が基礎となる。
その収入のもとになるのが仕事選び。
適切な選択により、スキルアップ・キャリアアップすれば収入が増える可能性がある。
情報提供サイトは、就職・転職やスキルアップについて考えたり、アドバイスをしたりするのに役立ちそうだ。
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